五十肩について

五十肩とはよく言ったもので、50歳代になると多くの人が肩の痛みに悩まされるようになります。特に背部の肩甲骨上に強度のこりや痛みが出ることが多いといっても、必ずということもありません。痛みで眠れないこともあれば、痛みはないが腕が挙がらないと訴える人。肩関節周囲炎と呼ぶように西洋医学の理解では肩関節軟部組織の炎症ととらえていますので、局所の血行改善や鎮痛を図る治療を行います。ほおっておいてもよくなる程度の軽症ならともかく、多くの五十肩ではそのような治療で軽快することはありません。その理由は五十肩というのは50歳という人生の終盤にさしかかり、東洋医学で言うところの肝腎の衰えが本格化したことの結果としての一症状だからです。更年期症状の一つといってよいでしょう。原因を解結せずに結果だけいじくっても問題が解決しないのは当然です。根本原因たる肝腎陰虚という身体の本質的な衰えを補いつつ局所の痛みにも気血の流れをよくする治療をすることでしか改善しないものなのです。原因を取り除く治療をするのですから、不眠やのぼせ、疲労感、イライラ感、その他の不定愁訴も同時に回復するのも当然のことというわけです。治りもしない治療をいつまでも続けないで、早く鍼灸治療を受けたらいいのにと思ってラジオの健康相談などを時々聞くのですが、この国の人々にはなかなか適切な情報が届かないようになっているのですね!所詮、縁ある人しか鍼灸という宝の恩恵は享受できないもののようです。

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