便秘の話

快食、快便、快眠が健康のバロメーターといわれます。この三項目のうちのどれが欠けても満点の健康体とはいえないということです。[E:virgo]


今日はそのうちの快便でない状態の一つ、便秘について少しお話しましょう。便が出難い、硬い、残便感がある、ポロポロ便(兎糞状といいます)、最初のほうは硬いが後ろのほうはぐちゃぐちゃの泥状、いきんでもいきんでも出ない、浣腸をしても出ない・・・大便の症状をあげだせばそれだけでこのコラムが満杯になりそうです。[E:cherryblossom]


便秘というとすぐ下剤を使えばすぐジャンと思う人が多いのですが、実際は便秘といっててもその原因や病理はいろいろあり単純ではありません。安易に考えて下剤をとっかえ引き換え繰り返した結果、悲惨な状況に立ち至る場合もなくはありません。[E:delicious]



  1. 身熱があり赤い顔で、口が渇いて臭い人の便秘は熱秘といいます

  2. 便意はあるが出ない、腹がはって苦しい、胸脇が苦しい、気分がスッキリしないのは気秘といいます

  3. 気虚という状態で排便の力が足りないもの。息切れや自汗(暑くもないのに汗が滲み出す)を伴う。病後などの虚秘の一種です。

  4. 血の潤いがないために大便が乾いて便秘するもの。産後や老人に多い、血虚による便秘です。

  5. 腎陽虚による便秘も割合に多いです。小便に勢いがなくいつまでもたらたら流れ落ち、冷えると悪化します。

ざっと原因別に列挙するだけでさまざまな対応が必要であることがわかるでしょう。市販の下剤はすべて熱を冷ますことで排便を促す作用がありますから、最後の5、冷えから来る便秘に用いれば治るどころか確実に悪化することでしょう。気鬱が主因なら気を動かす方法をとらねばなりません。血虚には補血を、気虚には補気を行えば解決することになります。[E:good]


鍼灸で、患者自身「私の便秘は絶対に治らない」と豪語?!されていたのに数回の治療で「治りました!!」と喜ばれるケースもあります。気鬱から心熱になっている重症の便秘は下剤では容易に治らないと思われますので鍼灸治療が役立つこともあるのではないかと思います。[E:cherry]


あまり薬に頼らず、自分でお腹をマッサージする按腹の方法が最も安全で確実な方法です。ゆっくり自分の呼吸にあわせ、時計回りでお腹の周りを押さえてゆきます。硬いところや痛いところがあればそこに手当てで気を送ります。ハリを使わなくともじっと手指を当てているだけでも硬結や痛みは解消するものです。臍の両サイド両手のひらを並べた両端のしこり、背部の左腰の最も下に触れる肋骨の下の凝り、左下腹部の凝りを丁寧に手当てしましょう。[E:wink]


ヨガや気功など普段から慣れ親しんで心と体の自己療法を身につけておくようにしましょう。[E:clock]

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