ハリ治療に副作用はないのですか?

薬物の副作用についてはあって当然、名医はその副作用を含む薬物の特性を熟知したうえで治療効果の極大値を追及するものと言われます。

そのような意味での副作用というなら、気血陰陽を調整する伝統療法としてのはり灸治療に副作用ということはあり得ません。

例えば本態性高血圧を訴える患者に如何なる種類の降圧剤を処方しても必ず何らかの副作用はあるものです。この必ず副作用があることの本質的意味について深く考えてみなければなりません。それは要するに現代医学が探求できた病因なり病理が不完全だからなのです。究明された原因のその奥にそのような要因を惹起した更なる原因があるので、中途な要因を如何に解決しても根本の原因が解決されない限り、症状が改善しなかったり新たな症状や病が発生することになるのです。この根本の原因を把握するかどうかにおいて、伝統医学の価値が見いだせるということになります。

少なくとも私たちのいう”気の調整”を行う治療である限り、副作用は起こり得ないのです。血圧が適性値になるだけでなく、頸コリや肩こり、目の疲れ、気分のイライラや頭痛やのぼせ等の随伴症状は同時的に改善します。むしろ個別的な症状が別々の原因で発生していると考えること自体が間違いというべきです。

もちろん診断を誤ったり手技が未熟であれば、よくない結果が起こりえます。これは誤治ですから副作用とは言いません。程度によっては責任を問われて当然です。

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最近物をかむと音がする・・顎が変です

いつもの患者さんが、病院へ行ったほうがいいでしょうか?とお尋ねになりました。
「50代を過ぎると腕を振ったりすると肩関節が鳴ることがあるでしょ?顎が鳴るのもそれと意味は違わないのです。」と答えました。
 怪訝な顔をする人があるかもしれませんが、多くは肝臓の働きをよくしてやれば肩であれ膝であれ、顎関節であれ、関節組織の弾力が改善し、改善します。ハリ灸では訳も無いことなのですが、多くの人は知らずになかなか治らないと悩んでいるのではないでしょうか?
 何でも治るというと、ヘンに思うかもしれませんが、当然といえば当然なんです。顎とか肩とか症状は部分的にしか表現されませんが、そのような症状をもたらす原因は必ず全身的な気血陰陽の崩れがあるのですから、それを調整した上で患部の気の流れをよくするように治療すればすぐに解決するということなのです。

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レーシック後の目の違和感も改善します

レーシック処置ですっかり視力が改善して喜んでおられる方が多いようです。視力の改善に画期的な技術であることがよくわかります。その術後の違和感に鍼灸治療がとても効果的なので大変喜ばれています。レーシックに限らず、眼病一般に気血のめぐりを改善したり、人体の陰陽バランスを調整することで目の疲れやカサカサ感、赤眼、涙目、差明など急速に改善します。

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哀しみと将来への不安に直面しているすべての人たちへ

悲惨な大震災の被災者の方はもちろんのこと、直接被害にあわなくとも日々の報道、解決のめどさえ見えない原発事故の先行きに、誰もがどす黒い暗雲の中にいるかのようです。そのため体調が思わしくなくと感じている人が多いのです。このような時こそ気の調整のできるハリ灸などのやさしい治療が有効なのです。今すぐでも今すぐでも一緒に救援活動にいける方いませんか?どうか連絡ください。kawaisoutendo_acu@yahoo.co.jp まで

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すべての人に読んで欲しい「奇跡の」りんご」

幻冬舎からちょうど二年前に出た本です。津軽で無農薬無肥料でりんごを作ることに挑戦した木村秋則さんの物語です。読んで、不覚にも感動あまり滂沱の涙を禁じえなかった。日本人はもちろん世界中の人々に読んで欲しい本です。りんごもヒトも同じことで西洋医学的な現代の医療が抱える問題もすべてこのなかに解決の処方箋があることに気付くはずです。

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Hello world!

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新しい価値観を!

失われた20年!と、日本の衰退が叫ばれて久しいわけですが、わが国の今日のあり様はかのバブル崩壊に始まったわけではありません。むしろそのもっと前の成功といわれていた時代においてすでにその萌芽はあったというべきです。[E:flag]


変わり身の速さ、簡単に権威や力に迎合し、あまり根本的に物事を考えない、「赤信号でもみんなと渡れば怖くない」的な生き方はずばり多くの日本人の本質をとらえていると思います。もちろんいい所もあるわけで、適応力や工夫、争いを好まない温和な性格はこの国の風土のなかで育まれたものと思います。[E:cancer]


偶々古本屋さんで見つけた山本七平による30年も前の著作に、太平洋戦争での日本の敗因を見事に分析列挙してあり、氏の悔しさが読者にも伝わってくるような気がしました。[E:signaler]


バブル以前とはいえ成長著しい当時の日本にあって、かの敗戦が日米彼我の物量の差ではなくもっと根本的な日本人の思想的な貧弱さやそれに基づく傲慢さ等々本質的なところで完膚なきまでに負けていた・・そしてなおそれらの本質的な性癖が反省されることも無く蒸し返されている事を指摘しておられたのです。[E:bell]


自民党による‘財政出動による過去最大の景気刺激策’を繰り返すことで今日の惨憺たる財政状態を招いてしまった愚策・・・。赤字国債で大盤振る舞いする子供手当てや農家所得保障に高校授業料・・・はことの本質から目を背けた愚民政策であることに私たち国民一人ひとりが気付き、一日も速くやめさせることが肝要です。[E:angry]


借り物でなく自分たちの本物の価値観を持つこと無くして、国の将来は無いものと思います。質実剛健、貧しくとも今あるものを大切にし、助け合い、日々感謝と喜びを持って暮らしてきた日本人の美風をもう一度学び返すことも大切です。モノや金を求めても資源もマンパワーでも周辺諸国に到底適わない時代になりました。経済成長なければ人々の幸福は望めないのでしょうか?老人がふたことめに医療に対する不安を言いますが、そんな安心の医療など世界中どこにもあるわけがありません。生死の問題を自分の問題としてとらえることも無く、自助努力は後回しの専門家頼みでは永久に満足いく医療など達成されることはかないますまい。[E:snail]

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あなたにもできる脈診

『代替医療のトリック』が科学者[E:sign02]の立場から伝統医療(例えば鍼灸)が如何に科学的な根拠に乏しいかを実証的に(この程度の話なら30年も40年も前から言われてきたことですが)紹介していることは前々回のブログでお話しました。[E:info01]


あまりまともに反論するのもバカバカしいので、一般の読者に脈診の話をして生命体をめぐる気というエネルギーを実感してもらえたらと思います。[E:hotel]


毎日毎日自分の脈をとってみましょう。家族の脈も触ってみましょう。確かに脈診ができるようになるには根気が要ります。西洋医学でいう脈は単に一分間の脈拍数であり、リズム、或いは心電図ということになります。脈の左右差についてもほとんど意味等考えたことも無いことでしょう。手首の橈骨動脈拍動部に示指、中指、薬指の三本の指を乗せると各指それぞれ心肝腎、肺脾命門と示す臓腑の割り当てが違うのです。心臓が拍動することで脈が現れているのにどうして左右はもちろんのこと押さえる部分で違う相が現れるのでしょう?季節によって脈が変わることも毎日飽かずに脈をみつづけておればだんだんわかるようになります。心肺脾肝腎五臓の示す脈もその臓器の個性を反映した脈を呈します。各五臓に連なる経絡のツボにそっと指を触れるだけで当該臓腑を表現する脈は虚実の偏りを修正するような変化を示します。・・・・


カンのいい人ならそんなに苦労せずとも脈の変化を感じ取れるようになることでしょう。実は変化は脈だけに現れているのではありません。身体の艶、肩の凝り感、腹壁の緊張度の変化etc.あらゆるところで気の変化が生起しています。気の流れに変化が起これば、人体内の組織液や血の流れに変化が発生します。治療の機転はこのように始まるのです。[E:pocketbell]


気を無視した医薬学に過剰な期待をかけることは元々無理があります。21世紀の医薬学がもし大きく発展するとすれば、現象の根源にあるこの目に見えない「気」を学問として取り込むことができるかどうかに懸かっていると私は断言します。[E:good]

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営業時間の変更について

7月1日より毎週木曜日はお休みになります。そのかわり、金曜日は午前・午後・夜と営業することになりました。[E:pen]


[E:maple]臨時休業のご案内


来る6月25日(金)~26日(土)都合によりお休みします。(屋久島の縄文杉を見てまいります。屋久杉のパワーをもらって来ますね)


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ハリ治療は何故効くのか?

『代替医療のトリック』という本が出ています。イギリスで出版された本の和訳です。患者さんから見せられて鍼灸治療のところだけをひらい読みしただけですが、科学的といいながら科学に値しない強引な結論を展開したもので、到底読むに耐えないものでした。時計のハリを3~40年は押し戻したかの思いにとらわれました。[E:rain]


訳者は京大の理学部出身でお名前は失礼ながら失念しましたが、科学というなら、もっと公平な見地でかかれたものを紹介されたらという感じです。半世紀前には、その京大医学部の生理学教室でハリ灸の治療効果について厳密な研究がなされていたこともこの方はまったく知らないのでしょう。10を超える博士論文が通っていると聞いています。[E:japanesetea]


ただもう少し同情的にコメントすれば、著者の立場は視覚的な解剖生理学的見地でしかものを見ることのできない現代医科学の見解を代弁するものなので、結論も従来言い古されてきたものとならざるを得なかったと考えられます。[E:sleepy]


波を分析した科学者が「波などどこにも無い、あるのは水(H2O)だ」といっているようなものです。死体解剖はもちろん、レントゲン映像や最新鋭断層撮影でも中国の古典医学がいう経絡なるものはどこにもその痕跡は認められません。だから経絡は無いとは言えないのです。生体に働いているエネルギーの流れは波動としてとらえる工夫をしてこそ見えてくるのに、相変わらず肉体レベルの荒々しい波動で認識するしか能がなければ捕捉できなくて当然でしょう。[E:soccer]


光は赤燈黄緑青藍紫の七色の外に赤外線紫外線があることは小学生でも知っています。科学者というならばもう少し素直に事実を見つめ、そう、従来の見方を離れて、水ではない波を見てみようとする発想の転換をすることで大きな発見のチャンスがあるのにと思うのです。[E:impact]


ハリは何故効くかですが、要するに体の波動調整をしているのだと思います。臨床家は患者の愁訴を改善することにその目的があり、治効理論の科学的な立証は学者の先生にお願いするしかありません。現代医学の壁を打ち破る独創的な若き研究者の出現を今か今かと待っているわけです。[E:pen]

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